毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
こげパン
2017.01.17 Tuesday
伝えたいこと。
なんでもない日々の尊さ、愛おしさ。
そういったものへの祈りや願い。
別冊Discover Japan DESIGN うつわの教科書
2017.01.15 Sunday
現在発売中の
「別冊 Discover Japan DESIGN 完全保存版 うつわの教科書」の
“民藝の基礎知識”の特集にイラストレーションを使って頂いています。
(こちらは過去の月刊Discover Japanに掲載して頂いたものと
同じ作品となります。)
器については詳しくないものの、
かねてから興味・関心を持っている
私のような初心者にもぴったりのムック。
分かりやすくまとめられていて
すごく参考になる、そして楽しめる内容となっています。
中でも気になったのは佐賀県・畑萬陶苑さんの「反鉢」。
約1000年前のうつわがモチーフとなっているそう。
それと福島県・五十嵐元次さんの
青磁の「玉ぶち鉢」にも魅かれました。
薄いグレーがかった淡い水色の器。
こういった色合いがとても好きです。
また、福田里香さんというお菓子研究家さんの記事には
民藝に対して“価は善い”(かわいい)との言葉が寄せられていて
素敵だな、かわいいな、と…。
他にもたくさん素敵な器・記事が掲載されております。
書店にてお手に取っていただけますと幸いです。
(ご紹介した器はぜひ書面にてお写真をご確認ください!)
フレーベルの星
2017.01.13 Friday
友人が贈ってくれた、手作りの『フレーベルの星』。
受けとり手をイメージして色を選んで作ってくれたそう。
偶然、今私が暮らす部屋のカーテンの色合いとぴったり。
そんな不思議な偶然が嬉しいです。
素敵なプレゼントをありがとう。
カーテンの生地は、一人暮らしを始める時に
せっかくだからとオーダーしたSOU・SOUのもの。
憧れの脇坂克二さん。
麻の素材なので本来はカーテンには向かないのですが、
日の光が綺麗に映る、日々のお気に入りです。
思い切ってオーダーメイドして良かったと思ってます。
絵について
2017.01.11 Wednesday
2107年が始まって11日。
今年はどんな一年になるだろう。
今年はどんな一年にしようかな。
定期的に考える絵との向き合い方。
(以下、文章がとても長くなります。注意!)
私にとっての絵は掛け値のないもの。
子どもの頃からずっと
誰のためでも、何のためでもなく描いてきました。
あえて言うなら、
自分の言葉にできない感情を吐き出すための手段でした。
その自覚があったからこそ、一度も「絵を仕事にしよう」とは
考えたことはありませんでした。
人からの評価も気にしたこともなく、
外側からの要因に振り回されることのない
自分だけのものでした。
20歳の時に
人生を白紙に戻されるように感じる大きな出来事があって
ご飯も食べれず、眠ることもできずに過ごす中、
ただただ漠然と「絵が描きたい」と思いました。
精神的に不安定な中、悲しい事実を忘れられたのは
絵を描いている時だけでした。
当時、通っていた絵画教室で
自分自身を忘れるくらいに集中して
デッサンしていたことを思い出します。
悲しい出来事から一年後、ふと浮かんだ物語。
自分の経験を反映させたストーリーを
いつか形にして発表したいという想いが生まれました。
23歳の時に働いていた場所でその話をしたところ、
一度、今の力で表現してみるように勧められました。
その時に制作した作品は
一人にしか見せたことはありませんが、
「絵が下手過ぎて伝わらない。
伝えたいならどうすれば人に抵抗なく伝わるのか、
その力をつけた方が良い。」
との助言をいただきました。
その言葉を受けて、
落ち着きを取り戻した25歳の頃から
プロとして通用するような力をつけたい、と
イラストレーター青山塾という教室で
イラストレーションを学び始めました。
「人に見てもらうための絵」の勉強は
想像していたよりも難しくて、楽しいものでした。
30歳時にはデンマークへ半年間留学もしました。
グラフィックデザインを専攻しましたが
これはオマケみたいなもので、
留学は「海外で生活を含めて学ぶ」という
子どもの頃からの夢を叶えるためでした。
この留学はとても楽しく、自由で幸せな経験となりました。
この時にも、コミュニケーションを取る手段として
絵にはたくさん助けられました。
それから兄の助けを受けて
31歳でイラストレーターとして本格的に活動を開始。
ここでも、
「プロになりたい」とか「イラストレーターになりたい」などという
職業に対する覚悟や憧れの気持ちはなく、ただただ
「絵が上手くなりたい、人に伝わる表現がしたい。」
その想いだけでした。
現在、
絵の仕事をさせていただく中で、
一番有り難いと感じるのは人との出会いです。
私の絵の表現の中にあるものを
上手に汲み取って生かしてくれる方々と
たくさん出会うことができたこと、
そして、お仕事を通じて
多くの人に絵を見ていただく過程で
自身の想いが昇華していくように感じられること、
感謝してもしきれないくらい幸せに思っています。
今でも私にとって絵を描くことは
掛け値のないもの。
その姿勢は仕事として正しいのか分かりません。
でも、それが自分にとって真実なら
大切にしていきたいです。
まだまだ迷うことばかりですが、
これからも絵を通じて
たくさんの歓びと幸せに出会えることを
願っています。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今年もありがとうございました。
2016.12.30 Friday
2016年も残り1日。
今年は前半と後半で
時間や感覚が全く異なった一年でした。
特に、11月から12月にかけては
予期せず心が動く日々。
たくさんのことを思い出しました。
そんな日々の中、とても久しぶりに
他者の存在を曇りなく信じることが
できたように感じています。
(文章にすると陳腐になってしまいますが…。)
多くに気づかせて頂いたことに心から感謝しています。
迷いなく信じていた強さを思い出して
生きていけたら良いな、と。
出会って下さってありがとうございました。
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今年も何かとお世話になりました皆様方、
本当にありがとうございました。
来るべき新しい年が皆様にとって、
佳き年となりますように…
&childクリスマストーナメント
2016.12.01 Thursday
角川書店「文芸カドカワ」“テーラー伊三郎”扉絵
2016.11.15 Tuesday
角川書店さんから毎月10日配信されている「文芸カドカワ」にて
12月号より新連載の「テーラー伊三郎」の扉絵を
担当させて頂きました。
(川瀬七緒 著/鈴木成一デザイン室 デザイン)
個人的に大好きな時代の大好きなモチーフを描けて幸せでした。
これからの展開が気になる風変わりなお話。
現在配信中です。
是非!
ROCKET企画展「IN MY MODE」終了
2016.07.20 Wednesday
表参道のギャラリースペースROCKETにて
今月13日まで開催されていた
ROCKET企画展「IN MY MODE」、
無事に終了しました。
暑い中
お越し下さった方、ありがとうございました!
久しぶりに販売させて頂いたzineも
自分で予想していたよりも動きがあり、
とても嬉しい結果となりました!
手作りのzineが売れると、
確実に受取り手の方に届いている感覚があって
励みになります。
素敵な縁と出会いに感謝して
今日も描きます。
ROCKET企画展「IN MY MODE」
2016.06.30 Thursday
表参道ヒルズ同潤館にある
ギャラリースペースROCKETにて
明日から開催される
ROCKET企画展「IN MY MODE」に参加します。
イラストレーター50名が、
モードを自由に表現したらどんな作品になるのか?
モードをテーマにしたイラスト作品によるグループ展です。
原画は1枚だけの展示となりますが、
久しぶりにZINEを販売しています。
(最近の作品をまとめた新しいZINEも置いてあります。)
たくさんのイラストレーターの作品が
一度に見る事のできる貴重な展示です。
是非、お誘い合わせの上、お越しください!
(※在郎はしておりません。)
幻冬社「わたしの神様」装丁画 (小島慶子 著/装幀 高橋雅之)
2016.06.25 Saturday
幻冬社さん発行の「わたしの神様」(小島慶子 著/装幀 高橋雅之)
文庫本の装丁に作品を使って頂きました。
元TBSアナウンサーで、現在エッセイスト、タレントとして活躍中の
小島慶子さんの初めての小説。
女子アナを主人公にした物語は、読んでいて
切り込んだ視点に何度かくらくらしました。
過去に展示のために制作したイラストレーション。
こうやって本となって店頭に並べられているのを見ると
とても嬉しいです。
今回、お声掛け頂けてとても光栄でした。
ありがとうございました!
是非、書店にてお手に取って頂けますと幸いです。