毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
備忘録・島根旅行






















 


4泊5日の島根旅行へ。


一番の目的は、
尊敬してやまない安野光雅さんの生まれ故郷に行くこと。

可愛いオレンジ色の屋根瓦の民家が並ぶ、素朴な津和野の街。
こんな場所に生まれ育ったから、
ああいった雰囲気の絵になるのかなぁと。

安野光雅美術館では
絵の巧さにも圧倒されて、やや落ち込みつつ、
良い刺激をもらって帰ってきました。


旅行中は雹に降られたり、
足立美術館の庭園に感動したり、
少し背伸びをして、かつての文豪が泊まった宿を利用してみたり。

たくさん素敵なものに触れた
贅沢な楽しい旅でした。






Illustration







今週末は、
ずっと絵を描いて過ごしていました。


東京でイラストレーターとして本格的に活動する以前、
最初は地元の知人を中心にお仕事を頂いていたのですが、
今回は、その頃に描いた名刺用のイラストレーションを元に
少しモチーフを変えて描き直し。


当時よりも、
繊細な作業を短時間でこなせるようになっていて、
イラストレーターとして活動したこの数年は
自分で感じているよりも、
ちゃんと力になっていたんだなと思いました。




言い訳になるけれど、
今年は、
通信で精神保健福祉士の勉強をはじめて、
通常であれば2ヶ月間、
福祉施設に実習に通わなければならないところを、
コロナ対策のためにオンラインで進めることになった関係で
副業(子ども支援)のない日は、
課題をこなしていることが多いです。


精神保健の勉強もとても興味深くて、
自分がこれまで感じていたことが
間違いではなかったと励まされるような感覚もあって、
この分野のスキルも身につけていきたいです。


元々は50歳を過ぎてから
福祉に関われたらと考えていたものの、
実際に求められる専門知識の範囲が広過ぎて、
30代から学び始めることが出来て良かったなと思っています。


 

これからも
その時のその時の自分や
未来の自分が
幸せで在れる環境を叶えられるよう
少しの適当さも混ぜつつ
最良の選択をしていきたいです。












日常のつづき










ようやく体調が整って通常運転。


久々に鉛筆で描いたけれど、腕がなまってる気がする…。
描いたモチーフは、
兄が買ってきてくれた、浅草橋にあるル・グッテのカヌレ。
日頃はカヌレを食べても
さほどおいしいと感じないのですが、
これは外側がカリカリしていて、とっても美味。


酷暑が続く中、
友達の息子くんから暑中見舞いが届きました。
寒さを感じるモチーフ勢揃い。
可愛くて癒やされる。
嬉しい。


近所のスーパーではサンマが売っていて、
知らないおばあちゃんに
「サンマですね。」と話しかけられ、
お互いにニコニコしながら袋詰め。
しっかり下処理をしたおかげで、
美味しく焼けて満足。


コロナ療養から帰ってきてからは、
なるべく散歩するようにもしていて
夕方〜夜にかけての空が綺麗で
ついつい歩き過ぎてしまう。


なんでもない日々が
本当に奇跡。

幸せと思う。










日常




7月はじめにコロナ感染し、16日までホテル療養をしていました。
写真はホテルの部屋からの眺め。

ホテルに入る前に熱が38.5℃まで上がり、
服薬後は数日で平熱に戻ったものの、
頭や喉、全身が痛くて、
ホテル療養9日間のほとんどを寝て過ごしました。

途中で味覚嗅覚がなくなってしまい、
元気になった今も
嗅覚は通常の3割程度といった状態です。




(ホテルの窓から一度、虹が見えました。右上に注目。)


自宅に戻れた時には、心底ほっとしました。

今回のことで、一般的なコロナ対策だけでは不十分だと思いました。
やり過ぎる位でちょうど良い。






帰宅後、久しぶりに絵を描きました。
やっぱり描くのは楽しい。

絵を描いていると、
全部どうでも良くなってしまう…というか、
全て忘れてしまう瞬間があって、
これまで、その瞬間に何度救われてきたか分かりません。

職業や仕事、作品や表現は
外側の事象に過ぎず、
私はこの瞬間のために描いているんだと感じています。

なかなか自由にならない日々ですが、
やれることを続けていこうと思います。

















目覚め
















どうしても地元の桜が見たくなって、
日帰りで栃木へ。

そのまま日光植物園までドライブ。
(街中は人が多かったため降りませんでした。)

日光植物園は東京大学の教育実習施設なのですが
一般開放されており、
私にとっては山野草がたくさん見られる大好きな森です。

人がまばらで
のんびりと静かに過ごすことができる
おすすめの場所。

福寿草に芹葉黄蓮、常盤薺、玄海つつじ、花猫の目…。
その他にも、楚々とした草花がたくさん咲いていました。



ここのところ
絵のお仕事が止まっていて、
たまには描かない日々も良いかと思って過ごしています。


ただ結局、
実際に筆を持っていなくとも、
草花を見れば心に描くし、
副業の中であっても人との交流で心が動けば
その色を想像する。
どんなことでも創造に繋がっていく。


次の休日には、
気持ちのまま朝から晩まで
ひたすら絵を描こうと思っています。











 



当たり前の幸せを大切に





ここ一年
家で過ごす時間が多くなり、
気がつけば
毎日をより気持ち良く送れるような
小さなアイテムが増えていました。


最近は、
目が醒めた瞬間に映る景色が
好きなものばかりで、
毎朝幸せな気持ちで起床しています。


ただ、
なるべく外出しないように
過ごしていることもあり
東京で暮らす理由が
ちょっとだけ薄れてきたなぁと
感じていて、

もっと
緑や風や空を感じられる環境で暮らすことにも
憧れがあり…。

反面、少し移動をすれば、
感覚的にワクワクするような
創造性を刺激してもらえるものに
出会える日々も
手放しがたく…。


とりあえず
もう少しだけ余裕が持てるなら、
ペット可の賃貸へお引っ越しをして
猫と暮らしたいです。

あと、朝から晩まで
ひたすら絵を描いていたい。



…そんなことを言いつつ、
従事している副業での経験を受けて、
来年度から精神保健福祉士の資格取得に向け
通信の専門学校へ通うことを決めました。


ずっと抱いてきた理想と現実の差は大きくて、
そもそも自分が持って生まれた資質に合っているのか、
自分の想いに嘘はないのか、
悩むことも多いのですが
まずは進んでみようと思います。


創作活動と福祉を組み合わせて
なにか新しいものや環境が生み出せないかな…
そんなことを考えながらも
全くアイデアが出てこない。


思い巡らすことの多い日々だからこそ、
当たり前の幸せを大切に。






(この一年、部屋に小さな植物が増えました。
中央のサボテンの手がニョキニョキ生えてきて
とっても可愛い…。)


























佳日


















Thank you for being in my life.








































 
ひとやすみ







今日は休息日。

ということで、
気になっていた永井一正さんの展示を観に銀座へ。
…ですが、祝日のためギャラリーがお休みで鑑賞出来ず。


気を取り直して、伊東屋で画材を買ったり、
(こちらも以前から気になっていた)
マザーハウス銀座店を訪れたり。


襟元のフリルの細かさに魅かれて試着をしたところ、
生地の肌触りの柔らかさと、
着用した時の空気感が心地良くて、
ブラウスを衝動買いをしてしまいました。
(自分にとっては、勇気のいるお買い物でした。)


テキスタイル好きとしては、
“手紬で手織り”という製作行程も個人的なツボで、
また、単純な買い物に留まらず、
“応援”という気持ちも込めて
お金を使えることが嬉しかったりします。
(あと、接客してくれたお姉さんが可愛かった。)


これからの季節、
セーターと合わせて
襟元からフリルをのぞかせて
楽しもうと思います。


いつか絵にも描きたいな。

…そんな休日でした。












大切なもの

(↑今日のごはん。明日のお弁当もほぼ同じ献立。)




何年か前の話。

当時、
とある場所で
自分の原体験を話す機会を持った際、
自分の現状を「乗り越えていない」と指摘され、
落ち込んでしまうことがありました。

私にとっては
最期まで抱え続けていくつもりの大切なものを、
(相手の真意は分からないけれど)
障害物のように扱われたと感じて、
その時は悲しくなってしまいました。

ただ、何よりも、
自分が相手の言葉を受けて
後ろ向きに想像して動揺してしまったこと、
そして、はっきりと意思表示ができなかったことが
とても悔しかったです。


あれから数年経った今は、
相変わらず
過去を大事に抱え続けている日々が、
とても自分らしくて
つまらなくて大好きだと思っています。


ちなみに、
その言葉を投げかけてくれた場所や人には、
今では感謝をしていて、
その後も、間接的に
多くの面で教わったり、刺激を頂いたり…
ありがとうという気持ちを持っています。






↑写真は、最近参加した
金継教室で修復した器。

一生懸命直したこともあって、
以前にも増して、愛おしい存在になりました。

大切なものも、
幸せも、
人それぞれ。

そのまま進んでこう。






















深呼吸








先日、祖母が105歳で永眠しました。
大正に生まれ、昭和、平成、令和と4つの元号を生きたおばあちゃん。

大往生だったけれど、やっぱり寂しい。


私が学生時代、
経験した出来事を知り、
祖母がかけてくれた言葉があって…

「大変だったね。
おばあちゃん、びっくりしちゃったよ。」
「良いかい、よく聞くんだよ。
——— 諦めなさい。」


あの時期、
たくさんの人が色々な言葉をかけてくれたけれど、
祖母の言葉が一番、
優しくて、厳しくて、本当のことだったと思う。


おばあちゃんの孫でいられて良かったな。


今日はゆっくりするために
自転車で近所の縁側カフェへ。

ちょうど一人貸切のような時間があって
景色を独り占め。

緑がとても綺麗でした。




















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