毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
Show Off
引き続き『Show Off』の様子をご紹介させていただきます。
http://www.designhojskolen.dk/

これから進学をして、技術を身につけて、
さらに洗練されていくであろう皆の作品。

すごいな~、
楽しいな~、
面白いな~、
嬉しいな~、
頼もしいな~。

そんな幸せな気持ちで過ごした『Show Off』の一日。

相変わらず、写真が下手で申し訳ありませんが、
少しでも感動が伝われば嬉しいです。






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Josefin Olivia Sofia Hultsbo

先日に引き続き、『show off』の様子をお伝えします。

今回、ご紹介するのは
クラスメイトのJosefin Olivia Sofia Hultsboの作品。
http://josefinhultsbo.tumblr.com/


学校では、たった一人のスウェーデン出身のヨサン(愛称)。
明るくてユニーク、それでいて優しい彼女に
何度も助けられてきました。

全く異なる表現方法を持つ彼女の作品に
私はいつもいつも、感動させてもらっています。





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今回の彼女の作品のベースは『胎児』。
様々な手法を使って、その本質を捕らえ、制作を完成させています。

個人的な感想として、
どちらかというと『終わり』を意識して描いてきた私に対して
彼女の作品は『始まり』を感じさせるもので、
とても素敵だなと思います。

『未来』や『力強さ』に加え『繊細さ』も持ち合わせている。

私は頑張ってイラストレーターだけれど、彼女はアーティスト。

日本人からすると一見グロテスクに感じるものに
美意識を見出す感覚がとても面白い。
彼女の作品を見ていると、
そもそも、生命の始まりをグロテスクと感じることが
違っているのかなぁなんて思い直したり。

彼女のこれからが、本当に楽しみです。













































 

remainig things


昨日は、半年間の集大成の場として『show off』が開催されました。

これまでの授業で制作した課題と
『show off』に向けて、それぞれが創り上げた作品を展示・発表。

生徒の家族や友人がゲストとしてたくさん学校を訪れました。

私はこれまでの土日を利用して描いてきた作品を数枚と、
初めての試みとして、切り抜いたイラストレーションをベットの上に展示。
(人数合わせに、ファッションショーに参加したりもしました~)

これから数回に分けて
『show off』の様子をご紹介していきますので、お楽しみに!




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BERLIN
少し期間があいてしまいましたが、
ベルリンへの修学旅行のご報告です。

滞在期間は10日間。
過去を振り返ってみても、
そんなに長い期間、同じ都市を旅したのは初めてでした。

ベルリン、とてもとても楽しかったです。
美術館やギャラリーはもちろん、出版社や制作会社、
イラストレーターやアーティストとして活躍する方々の事務所を回ったりと、
スケジュールもほどよく充実。満喫できました。

街並みも、旧いものと新しいもの、
そしてアートが融合していて興味深く、
恐れ多くも『いつか住んでみたい…』なんて思ってしまいました。

↓ 写真が下手で申し訳ありませんが、ベルリンで撮った写真の一部です。



■ ベルリン大聖堂
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■ チェックポイント・チャーリー
(東西境界線上に置かれていた国境検問所)
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■ ドイツ銀行クンストハーレ
http://www.shift.jp.org/ja/archives/2013/04/macht_kunst.html

Imran Qureshi さんの展示が開催されていました。
(パキスタン出身のアーティスト)

http://db-artmag.de/en/73/feature/imran-qureshi-deutsche-banks-artist-of-the-year-2013/
この作品は、実物は大きいです。
小さい作品もありましたが、どれも緻密でした。
個人的に、とても刺激を受けました。
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■ 小さなギャラリーもいっぱい巡りました。
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■ ホロコースト記念碑
(虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑)

この旅で、自分の世界史への知識や理解の少なさを実感。
日本に戻ったら、たくさん世界の近代史についての本を読む予定です。
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■ ソニー・センター
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写真にはありませんが、4日目にグラフィックのクラスで行った
Sarah Illenberger さんの事務所では
日本の女性がアシスタントとして働いていました。
素敵です。

現在、日本でSarah Illenberger さんの展示が
『ディーゼル』とのコラボレーション企画として開催されているそう。
http://www.diesel.co.jp/art/
 

 

修学旅行中は、書ききれない位、
面白いことがありました!

色んな巡り会わせに心から感謝します◎















 



 
ポートフォリオ週





4月の初頭から先日までの約3週間は、
個人個人でポートフォリオを
制作する期間でした。

ほとんどの生徒が
デザイン系の大学ないし専門学校に進学を希望しているため、
ここで制作したポートフォリオが、その合否に関わってきます。

私は、もちろん進学はしませんので、
この機会に、自分自身のイラストレーション制作に
集中させてもらいました。
 

上の写真の用紙は、
ある日の朝、私の机の上に置いてあったもの。

『 Your  painting  good!
------- late  night  people 』

私のイラストレーションを見てくれた
誰かさん(達)からのメッセージ。
とても嬉しかったので、
自分の部屋のベットサイドに貼ってます。





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こちらは
クラスメイトに頼まれて描いた
彼女と彼女の馬のイラストレーション。

乗馬が趣味の彼女は、
学校に馬を連れてきていて、
時々、近所をお馬さんと散歩しています。

日本では、そんなシチュエーションには
なかなか出会えないので、
面白いなぁと思いつつ
楽しんで描かせてもらいました。
ありがとう!



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そして明日からは、いよいよ修学旅行!
10日間、ベルリンへ行ってきます☆







 
FONT
■ FONT

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今週は木曜日より祝日が始まるため、
授業は3日間でした。

『エチオピア』などの6カ国から
それぞれ1国が割り当てられ
その国のイメージに合わせて
ロゴとフォントを制作。

私に割り当てられたのは『北朝鮮』でした。

"その国とその国に暮らす人達に敬意を払って"
ということで、資料写真と向き合いつつデザインを進めました。

結果、フォントについては"日本人らしい"といった評価で
多くは"かわいい"という感想でした。
ラフ案からデザインを起こす作業が早いということで、
パソコンを使う授業では初めて褒めてもらえたような気がします。





■ 牧場

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私がお世話になっている学校の周辺は
とても田舎で、隣には牧場があります。

先週の日曜日、
牧場にお邪魔して
動物たちに触れ合ってきました。

牧場を訪れるのは
小学校以来かも…。
子羊をだっこさせてもらったりと
とても癒されるひと時でした。

日々、とても良い思い出を重ねています。
色々なことに感謝◎












 
painting
 




先週は選択授業でした。
私が選んだのは『painting』。

アクリル絵の具を使って、肖像や動物の絵を自由に描きました。

ゲストの先生は、
講師として日本の名古屋に行ったこともあるという親日家。
「桜」「柴犬」「くぎぬき」「かつら」など日本の単語を駆使して
コミュニケーションをはかって下さる優しい方でした。

私は大学時代、学校とは別に
小さい個人の絵画教室に通っていたのですが、
その時のおじいちゃん先生(すでに他界)に、
今回のゲストの先生がとても似ており、
再会出来たような気持ちになりました。






 

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私の描いた作品です。
明らかに色使いが他の生徒さんとは異なっていました。

けれど、自分の中では
この色はデンマークに来てから生まれたもの。
雪の白さや建物の内装に多用されている『白』と
その中に差し色として目立つ『蛍光色』や『明るさ』の美しさを
表現したかったのですが…。

展示の際、何名かが私の作品を見て
喜んで声をかけてくれました。
これまで、みんなにたくさん優しくしてもらってきたお礼が
少しだけ出来たような気がして嬉しかったです。





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写真は雪原をキャンパスに見立てた
実験的な授業。
誰よりも積極的なおじいちゃん先生。
日本でもやってみたいです。





 
TUNDRA と Hytte
 





■ TUNDRA

先週は「TUNDRA」というテーマで絵を描きました。
コラージュやペン、筆など様々な技法を試しながらの制作。
頭を使うよりも感覚で進めていけるものなので、
とても楽しく作業できました。

…が、金曜日の作品発表時、自分の作品を客観的に見て
久々にひどく落ち込みました。
(現在、学生という立場なので甘えたことを書きます。)

それぞれの作品の結果については、
おのおの持ち味が違うため、比べられるものではありませんが
今回、制作に対して気持ちを傾ける量が
他の生徒に比べて不足していたように思えて、
もう少し出来たことがあったのではないかと、
昨日から悔しい気持ちで過ごしています。

今後、同じような言い訳をしなくてすむよう、
作品に臨んでいきます。



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上の写真も、「TUNDRA」で制作した3D作品です。
綿で鹿を描いたのですが、分かりにくかったようで、
主に角の部分を「more simple」とのことでした。

これも反省点なのですが、
これまで言葉が不自由だからと
最低限のコミュニケーションで済ましていたために、
閉じた作品になりがちなっていたようです。

最近気がついたことは、
言葉を使うには、
相手を知ろうとする姿勢も重要なのだということ。

少ない語彙でも、間違った文法でも、
大切にコミュニケーションを続けて
作品にも生かしていけるようになりたいです。

できれば最後までに
みんなが喜んでくれるような作品を
描けるようになりたいです。




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■ Hytte

話題は代わり、
2月末の金曜日から3日間にかけて行われた
「Hytte」についてお伝えします。

「Hytte」の言葉通り、
小屋のような施設に布団(寝袋など)を持ち込んで
自然に囲まれた中で2泊過ごしました。

2日目には、3人1グループとして
いきなりバスから降ろされ、
携帯も取り上げられた状態で
「Hytte」まで帰ってくるように、という指令が…。


途中、
"一人ずつ水に足をつっこむ"
"ペットの写真を撮る"
"卵でアートを表現する"
などなどの課題をクリアしながら、
全く知らない土地を歩きました。


一緒のグループには
ファッション専攻の可愛らしい男の子・フレデリックと
建築専攻のしっかり者の女の子・イレーリー。
二人とも初めて話をしたのですが、本当に優しくて
景色の綺麗さも合わさって、とても楽しかったです。
(初ヒッチハイクもしました!)

ただ二人とも身長が高いため、歩幅が違う…。
気づかれないようにしながら、
早足で歩いて頑張りました~。













 
まとめて
ついつい更新が遅れてしまいがちですみません。
この数週間のイロイロをまとめてみました。

デンマークでの生活が始まってから2ヶ月が経過しましたが、
今でも初めてのことばかりです。





■ shibori

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前回のブログでも紹介させていただいた「sibori」。
私の作品です。
写真では分かりませんが、
中面にピンク色の生地を使っています。

テキスタイルの柄も自分で制作しました。





■ Tegnemaraton(ドローイングマラソン)

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2月の中旬に13時から23時まで続けて
みんなで一斉に絵を描く
「Tegnemaraton」(ドローイングマラソン)が
行われました。

ふくよかな女性と対象にスリムな女性の
裸婦デッサンから始まり、
その後、スクリーンに映し出された画像を背景にして
男女2人の俳優による
物語があるようなないような劇が展開される中、
ひたすら絵を描きました。

その劇のテーマの一つが「日本」だったのですが、
その展開されている「日本」の解釈がおもしろ過ぎて、
大爆笑してしまいました。
(みんな真面目に描いている中…)

楽しかったのですが、その夜はクタクタでした。





■ photo × photo

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ゲスト講師による授業で、
インターネット上にある写真を組み合わせて
物語を作ったりコラージュを制作しました。

写真はそれらをまとめた一冊です。

アイデアがなかなか浮かばず、
またデンマーク人との感覚の違いを感じた課題でした。

難しかった代わりに、
ゲスト講師の2人がキュートで
日本に興味を持ってくれていたため、
とても優しくしてもらえたことで救われました。




■ ドッチボール大会

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まさかのドッチボール大会がありました。
男の子も女の子も関係なく、
みんな本気でボールを投げます。

デンマークの女の子は強いというのが通説ですが、
まさに、それを感じたイベントでした。









 
shibori


先週は、選択授業でした。
私はファッション科の『shibori』に参加。

『shibori』というタイトルから、
日本にちなんだ内容かと思いきや、
布に熱や染料で変化を加えて
そこから生まれた形と色を元に、
自分の好きなアーティストやデザイナーの作品を参考にしながら
それぞれ制作するといった自由なもの。

私は、せっかくなので使えるものと思い
ポーチを作りましたが、
他の生徒はランプシェードや
ファッションショーに登場するような帽子など
アーティスティックなものを制作していました。







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建築課のAndreasが制作したランプ。
日本の『原研哉』さんの作品を参考にしています。
写真では上手く撮れていませんが、
布の重なりとひだがとても綺麗です。









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ファッション科のannsofieの作品。
これもランプです。
(※写真はもう一人、日本から来ているAちゃん!)


みんな短期間で
大きくて表現力の強い作品を作るなぁと
感動させられっぱなしです。


デンマークで学びはじめて気づかされたことは、
『白』という色の美しさ。
雪に覆われた景色がそうさせるのか、
『白』という色、そして、その中の光が素晴らしいのです。









 
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