毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
Merry Christmas!


クリスマス、
神様からのプレゼントのようなお仕事

嬉しいので取り急ぎ。


サンキュ!11月号・12月号「今月の深堀りッ」挿絵







ベネッセコーポレーションさん発行
生活情報誌「サンキュ!」内の連載コーナー、
“今月の深堀りッ”11月号・12月号分の
イラストレーションを担当させて頂きました。


11月号は
アイロボットさんの「ルンバ」を、

そして、12月号では
オルビスさんの「オルビスユーシリーズ」と
パナソニックさんの「ホームベーカリー」を
取り上げています。

どの商品も、
使用する個人の生活や想いに
丁寧に寄り添った開発がなされていて、
技術の進歩をより深く知ることができる
楽しい記事となっています。

現在、「サンキュ!」は1月号が発売中。
来年に向け、役立つ情報が満載です!







今年もあっという間に年末になり、
クリスマス目前。

友人から届いたグリーティングカードと
仕事関係の連絡メールに添えられた
“いいクリスマスを。”の言葉に
嬉しくなったりしています。

せっかくだから、ホットワインくらいは飲みたいな。
…と思いつつ、
たぶんブランデーチョコを溶かした
ホットミルク程度で満足する予定です。
(日頃はお酒は飲まないです。)

皆様も“いいクリスマスを”
お過ごし下さい。








集英社「あなたの愛人の名前は」(島本理生 著/装幀 田中久子)










先日、集英社さんから発行された
島本理生さん著「あなたの愛人の名前は」の
表紙絵を担当させていただきました。
装幀は田中久子さんです。

直木賞受賞第一作。
すれ違う大人の恋愛を繊細に描いた、全六篇の作品集です。

個人的な感想となりますが、
タイトルから想像した内容とは違い、
感情の機微が繊細に描かれた
はらはらと空から降ってくる小雨のような
イメージの物語でした。

冷たさもあるけれど、
静かでどこか優しい。

こちらのレビューに共感したので
リンクを貼っておきます。
https://ddnavi.com/review/506010/a/

小説を読むのが久しぶり、という方にも
オススメです。






なお、イラストレーションにつきましては、
今回、“レースで夜景を描く”というご提案を頂き、
初めての試みに挑戦しています。

途中、“レース”というよりも
“模様で表現する”方向にシフトし、
試行錯誤を重ねながら、
このような仕上りとなりました。

装幀を担当して下さった
田中久子さんのお力添えなくしては、
辿り着けなかった作品です。

心から感謝いたしております。
(本当に本当にありがとうございました!)


最近、身にしみて感じるのは、
一人では届かないものも
誰かに力を添えてもらうことで
叶えられたり、変化をとげたりするという事実。
 
感謝する気持ちを忘れずにいたいです。


本書は
現在、書店やWEB等で絶賛発売中です。
是非お手に取って頂けますと幸いです。












nice things.10月号・11月号POP用イラスト






昨年末から、
POPのイラストレーションを
担当させて頂いている月刊誌、
nice things.」さんの
「nice things.1月号 暮らしの贈りもの」号フェア
【毎日が特別になる日用品の贈りもの】
が、
現在、代官山蔦屋書店にて開催されているとのことで
覗いてきました。


素敵な贈り物たちが並ぶ中、
私のイラストレーションを使った
popも飾ってあって、とても嬉しい。



(カメラ撮影禁止に気がつかず、
写真を撮ってしまいました。…すみません。)


こちら、12月25日まで展開されています。
同時開催で、代官山蔦屋店全館共通の
クリスマスフェアも行われていますので
各々のスペースを眺めるだけでも、
ワクワクしてオススメです。


なお、↓は10月号・11月号POPのイラストレーションです。

さりげなく過ぎる日常の中の
尊さや美しさを想って
描き続けていきたいです。




























地球丸『天然生活』2018.11月号






地球丸さん発行『天然生活』11月号の特集、
“実り豊かな小さな暮らし”の扉絵と
山内マリコさんによる巻頭エッセイの挿絵を
担当させて頂きました。


扉絵は、数年前に大好きな友人が開いた
期間限定の焼き菓子店のディスプレイを
参考にして描いています。


彼女の創り出す世界がとても素敵で、
当時、たくさん撮った写真と
大切に留めておいた自分の記憶を
辿りながら制作しました。


私の絵は、そんな風に
様々な人との縁や出会いから
生まれたもので構成されていて、

…そんなことを
取り留めもなく考えているうちに、
私が絵を描く理由の一つには

“誰かから預かった、
本当のこと・尊いもの、
大切な色々を、また違う誰かに渡す”

という働きが含まれているような気がしてきて、

ただただ絵に向かえる今日を
本当に有り難く思いました。

これからも日々、
祈るように、
描いていけたら…と願っています。





サンキュ!9月号/10月号「今月の深堀りッ」挿絵










ベネッセコーポレーションさん発行
生活情報誌「サンキュ!」内のコーナー、
“今月の深堀りッ”9月号/10月号分の挿絵のご紹介です。

9月号は
トリンプさんの「スロギー ゼロ フィール」と
大村屋さんの「絹ごし胡麻(黒)」、

10月号は
花王さんの「リセッシュ除菌EXMシリーズ」と
Yakultさんの「ミルミル・ミルミルS」の
開発裏話に添えるイラストレーションを描かせて頂きました。

毎号、様々な会社の注目アイテムを中心に、
その商品やそれらを使用したイメージを表現しています。
ただ単純に描くだけでなく、
その商品の背景も含めて伝えられたら良いな、
と思って向かっています。

例えば、9月号のトリンプさんのスロギーについては
レースアイテムを1点描いているのですが、
無縫製の商品のためレースの接着に苦労されたそうで、
そういった自分の心にひっかかったエピソードを
頭の片隅で意識しながら進めたりしています。
(実際に伝わっているどうかよりも
自己満足に近い部分はありますが…)


現在、「サンキュ!」は12月号が発売中です。

実践的な内容の記事が多く、
自分の暮らしを振り返ることができてオススメなので、
是非お手に取って頂ければと思います。









マザーハウスカレッジ




先日は、
秋葉原にあるマザーハウスさん本店で開催されていた
マザーハウスカレッジ』に参加してきました。

マザーハウスさんは、
という理念を掲げ、
発展途上国でアパレル製品や雑貨の企画・生産・品質指導を行い、
先進国にて販売をしている企業です。

私がマザーハウスさんを知ったきっかけは、2年程前。
当時は、イラストレーターとして仕事を続けていくことに
限界を感じていて、
転職活動をする中で求人を通じ、出会いました。

残念ながら不採用でしたが、
その時の面接が印象的だったのと、
アパレルの企画・販売に留まらない活動に興味を魅かれ、
それから、度々、同社のイベントに足を運ぶようになりました。

現在は、有り難いことに
イラストレーターを続けていられていますが、
その頃は、絵を描き続けていくことに迷いはなくても、
絵を仕事として請け負い続けていくことに
確信が持てていませんでした。

マザーハウスさんに限らず、
同時期に受けた企業は
同世代の方が代表を努めていたりと、
面接を通じて真摯な姿勢に励まされることが多く、
結果、“もう少しだけ頑張って絵の仕事を続けてみよう”という
結論に辿りつき、今に至ります。


『マザーハウスカレッジ』には、
様々な職業・年齢の方がゲストとして登壇し、
具体的な事業のノウハウに限らず、
その仕事に従事することとなった原体験の話など
ゲストの方のプライベートな深い部分を伺う事ができます。

職業の近いゲストの方には共感をしたり、
自分とは異なる仕事の方からは、
新しい発見を頂いたりと、
毎回、良い刺激をもらっています。

私がイラストレーターとして仕事を続けてこられたのは、
この場所で励まされてきたことが、
その理由の一つだと思っています。


なお、昨日のゲストは
「教育格差を終わらせる」NPO法人Learning for All代表の
李 炯植(り ひょんしぎ)さんでした。

かねてより社会貢献の分野に興味があったので、
参考にさせて頂きたい言葉をたくさんメモして帰ってきました。

個人的な無責任な“いつか”の夢はたくさんあって、
「“いつか”どんな人でも安心できる環境を創りたい」
そのために
「“いつか”心理学についても本格的に学んでみたい」
そんな希望を持っていたりもします。


長々とイラストレーションとは異なる話を書き連ねましたが、
今日から、また、絵のお仕事と向き合う日々です。
良い表現ができるよう、精進していきます。








 


















熊本旅行














久しぶりに飛行機に乗って旅行に行ってきました。

双子の兄がマイルが貯まったらしく、
JALの「どこかにマイル」に誘ってくれました。
(ありがとう!)
 
結果、旅先は熊本に。

熊本は学生時代から度々訪れた場所で
お世話になった方もたくさんいる、
大好きな土地。

前回訪れたのはもう10年も前で、
次回来る時には納得できるような自分になっていたいな
何かけじめがついてから再訪したいな
なんて思っていたのですが、
いつまで経っても
納得できる自分にはなれず
けじめをつけるような機会もなく…。

けれど、
こうして偶然が重なって訪れることが出来たのは
きっと、
そういうタイミングなんだと思うことにして
楽しく旅してきました。

初日は熊本空港から高千穂に行き、
次の日は大観峰を経由して黒川温泉へ。
そして、最終日には玉名を訪れました。

天気も良く、景色も綺麗で、温泉も良かった!です。
何より、ずっと行きたいと思っていた場所に
行けたことが嬉しかった。


いつまで経っても
情けなくて格好悪い自分のままだけど、
自分の想いに誠実に生きていけたら
それだけで十分。


とてもとても良い旅でした。















KADOKAWA「みずうみの妻たち」上・下(林真理子 著/装幀 大武尚貴 )



KADOKAWAさんから発行された文庫本、
みずうみの妻たち」上下巻の
表紙イラストレーションを担当させて頂きました。

こちらは90年代に新聞掲載された林真理子さんの幻の不倫小説で、
この度初めて書籍化されたものとなります。

今回は、以前描いたイラストレーションを
使用して頂いたのですが、
装丁の文字や色み・バランスが
やや強めな印象で
組み合わされていて、
バブル期の雰囲気を色濃く感じるストーリーに
沿った装幀になっています。(と、思います。)

これもひとえに、
装幀家さんのお力があってこそで、
また、こちらの作品と引き合わせて下さった
編集者さんをはじめとするご縁のお陰、
…ということで本当に有り難く思っています。


“不倫小説”ということから、
ドキドキしながら読ませて頂いたのですが、
90年代初頭、まだ携帯電話が一般的に普及する前の
固定電話でのやりとりが新鮮だったり、
子どもの頃に嗅ぎ取っていた
(バブル期はちょうど小学生でした)
あの時代の大人の男女の強気な恋愛観を
再度、感じさせてもらったりと、
日常の自分では知り得ない感覚を
小説を通じて楽しむことができ、
非常に興味深かったです。

同年代の主人公とは
女性としての艶っぽさは比べ物にはなりませんが、
年齢をいくつ重ねても、
相手の言葉ひとつに振り回されたり、
何気ない一挙一動からその意味や本心を掴もうとして
感情を揺り動かす様子は共感ができて、
可愛らしく思いました。


現在、
書店の文庫本やWEB上にて
展開、販売されておりますので
どうぞ宜しくお願いいたします。













nice things.8月号・9月号POP用イラスト





ライフスタイル誌「nice things.」
書店用POPの8月号と9月号の
イラストレーションです。

2枚並べると、やや色が重ため…。
ちょうど梅雨の時期に
描いていたからかもしれません。

私の場合、
色は季節に左右されることが多いです。

なお、ここ一ヶ月程は
ややインプットの時間を過ごしています。

いわさきちひろ生誕100年を記した展覧会や
東京都美術館で開催されていた藤田嗣治展、
地元に帰省して訪れた茂木の彼岸花の群生、益子の景色。
銀座で開催されているマザーハウスさんのサンクスイベント。
どれもこれも印象的でした。

そして、大好きな友達との時間。

私に出来る事って何だろう。
とりあえず、風邪を治したい。












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