毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
新潮社「クローゼット」(千早茜 著/装幀 新潮社装幀部)








新潮社さん発行、千早茜さん著「クローゼット」の装丁画。
装丁は新潮社装幀室の篠崎健吾さんです。


2018年のハードカバーに続き、
文庫本でもイラストレーションを担当しました。
再度お声かけ頂けたことが
本当に嬉しかったです。


登場人物が魅力的でとても大好きな物語。


やはり
洋服、特にアンティークや古着を描くのは幸せ…と再確認。
進行途中、楽しくてラフを大量に提出してしまいました。



例年にない静かな年末年始。
ゆっくりと読書などいかがでしょうか。

是非お手に取って頂けますと幸いです。













余談ですが、

つい最近、
髪を切りに出掛けて
美容師さんにお任せしたところ、
ほぼショートに近いボブになりました。

学生の頃は、ショートも多かったのですが
社会人になってから、こんなに短いのは久しぶり。

首回りが寒いけれど、新鮮な感じ。

年齢を重ねたことで
髪型もあいまって
より母に似てる気がしてます。






















佳日


















Thank you for being in my life.








































 
ひとやすみ







今日は休息日。

ということで、
気になっていた永井一正さんの展示を観に銀座へ。
…ですが、祝日のためギャラリーがお休みで鑑賞出来ず。


気を取り直して、伊東屋で画材を買ったり、
(こちらも以前から気になっていた)
マザーハウス銀座店を訪れたり。


襟元のフリルの細かさに魅かれて試着をしたところ、
生地の肌触りの柔らかさと、
着用した時の空気感が心地良くて、
ブラウスを衝動買いをしてしまいました。
(自分にとっては、勇気のいるお買い物でした。)


テキスタイル好きとしては、
“手紬で手織り”という製作行程も個人的なツボで、
また、単純な買い物に留まらず、
“応援”という気持ちも込めて
お金を使えることが嬉しかったりします。
(あと、接客してくれたお姉さんが可愛かった。)


これからの季節、
セーターと合わせて
襟元からフリルをのぞかせて
楽しもうと思います。


いつか絵にも描きたいな。

…そんな休日でした。












明日への扉






大好きな雑誌、「nice things.」が復刊となりました!
嬉しい。


この記念すべき復刊第一号内で、
コスメキッチンさんとのタイアップページの
イラストレーションを担当させて頂いております。

デザインの力によって
わたしの絵が何倍も素敵に見える…
そんな印象。

文字やレイアウト、編集から生まれる
デザインの力は偉大だなと
本当に思います。



さて、
復刊した「nice things.」さんですが、
今後は
最大年4回の発行を予定されているそうで、
これまで以上に、
丁寧に取材をしながら時間をかけて編集をし、
それらを読者に届けて下さるとのこと。


その言葉通り、復刊第一号は、
全国各地の素敵な場所、人、もの、ことが
一冊の中にキラキラと…。

シンプルに
まっすぐと
美しく、
本当のことが綴られた雑誌です。

大切にゆっくり読み込んでいきたい。


いちファンとして、
是非一人でも多くの方のお手元に
届いたら嬉しいです。

ご購入はこちらからとなっています。



ちなみに、ここ数日、
日頃より短いペースで
ブログを更新しておりましたが、
しばらくお仕事集中期間のため
滞るかと…。

また落ち着きましたら、
共有したい
嬉しいこと、素敵なことを
綴っていきたいと思います。






















LFA大感謝祭2020







連日の投稿になってしまいますが、
先日、参加したNPO法人「Learning for All」さんの
オンラインイベント“LFA大感謝祭2020”の様子が
心に響いたので、こちらで共有させて頂こうと思います。


「Learning for All」さんは
“子どもの貧困の本質的解決”を目指して
活動を続けているNPO団体で、
以前から応援をさせて頂いています。


オンラインイベント内で
特に心を動かされたのは、
ある支援拠点に通う小学3年生の男の子が、
一緒に過ごす子ども達の「楽しい」気持ちを生み出すために
自分達の作品の写真を元にカレンダーを作り、
それらを販売して得られたお金で、
夢を叶える企画を立てた、というエピソード。


その企画が進んでいく過程の中での
子ども達の機微の一つ一つが紹介されたのですが、
私も日ごろ、副業で
子どもと触れ合うことが多いことから
感じることがたくさんありました。


「子ども主体」「子どもを中心にした支援」が
理想とは言うものの、
そのためには周囲に
きめ細やかに伴走できる存在が在ることが不可欠で、
その視点を失わずにサポートしている様子に
とても勇気づけられました。


今は縁あって、
イラストレーターと平行して
子ども支援員として働かせて頂いているのですが、
(来年はどうなるか分かりませんが…)
様々な課題を解決するためにも、
微力ながらも
少しでも出来ることを増やしていきたいなと考えています。


















サンキュ!2020.5月号〜2020.7月号/9月号「今月の深堀りッ」挿絵











挿絵を担当させて頂いている

ベネッセさん発行、サンキュ!「今月の深堀りッ」
2020年5月号〜2020年7月号/9月号のご紹介です。

2年ちょっと続いた連載は、先月号が最後でした。


デザイナーの稲垣さんをはじめ、
ベネッセの担当者さん(途中で担当変更あり)お二人、
間接的にお世話になったたくさんの方々、
そして読者さま、
本当にありがとうございました。

お仕事を通じて
様々なモチーフに挑戦ができる、
とても楽しい連載でした。

連載を通じて教わったことを
これからの制作に
生かしていこうと思います。



頑張った自分にも、“お疲れさま”を言ってあげたい。

今日の夜は
兄の家でカレーの予定なので
ご褒美を兼ねて甘いものでも買っていこうかな。

















大切なもの

(↑今日のごはん。明日のお弁当もほぼ同じ献立。)




何年か前の話。

当時、
とある場所で
自分の原体験を話す機会を持った際、
自分の現状を「乗り越えていない」と指摘され、
落ち込んでしまうことがありました。

私にとっては
最期まで抱え続けていくつもりの大切なものを、
(相手の真意は分からないけれど)
障害物のように扱われたと感じて、
その時は悲しくなってしまいました。

ただ、何よりも、
自分が相手の言葉を受けて
後ろ向きに想像して動揺してしまったこと、
そして、はっきりと意思表示ができなかったことが
とても悔しかったです。


あれから数年経った今は、
相変わらず
過去を大事に抱え続けている日々が、
とても自分らしくて
つまらなくて大好きだと思っています。


ちなみに、
その言葉を投げかけてくれた場所や人には、
今では感謝をしていて、
その後も、間接的に
多くの面で教わったり、刺激を頂いたり…
ありがとうという気持ちを持っています。






↑写真は、最近参加した
金継教室で修復した器。

一生懸命直したこともあって、
以前にも増して、愛おしい存在になりました。

大切なものも、
幸せも、
人それぞれ。

そのまま進んでこう。






















新潮社「毒母ですが、なにか」             (山口恵以子 著/装幀 新潮社装幀部)





先日、新潮社から発行された文庫本
山口恵以子さん著「毒母ですが、なにか」の装丁画を
担当させて頂きました。

なかなか印象的なタイトル。
読了後は、なんとも形容し難い気持ちになりました。

非日常とも言い切れず、
端々のエピソードは
自分自身の経験ではなくとも
どこか省みるところがあったり…。

個人的には、
エネルギーが充分な時に読むと良いかな、と思います。
おすすめです!








ちなみに↑こちらは
今回の装丁画の元になった絵。

自粛期間中に、
久しぶりに好きなだけ好きなものを描こうと思い
手がけた作品です。(サイズも大きめ)

今回、装丁画の依頼を頂いて、
小説の内容に沿うかな?と
ご提案させて頂きました。







その後、
テーブル上のモチーフを変えようということで、
果物とケーキそれぞれの組み合わせを試作。
(こちらはボツになったケーキ)

最終的に
イチジクとプラムを乗せた現在のものと
なりました。

装丁もお気に入りなので、
(新潮社装幀室Tさん、お力添えありがとうございました。)
是非、書店等で手に取って頂けますと嬉しいです。
















高島屋民藝展・パネルイラスト









数年前にディスカバージャパンの誌面で描いた挿絵が、
現在、高島屋で開催されている民藝展内のパネルに
二次利用されているということで
日本橋へ足を運んできました。

偶然にも、学生時代に同じ絵画教室で学んだ知人のお店も
同展示に参加していることを知り、
15年ぶり(…になるのかなぁ?)に再会、
お話をさせてもらいました。



当時、新大塚のマンションの一室にあった絵画教室。
節約のために池袋駅から歩いて通った思い出の場所。

大学時代、東京で暮らした4年間は
辛い気持ちで過ごした記憶が強いのですが、
今、振り返ると、人にも環境にも恵まれていたし、
ただただ自分が世間知らずで
甘えていただけのようにも感じます。

そんな甘ったれていた自分に対して、
時には真剣に叱ってくれたり、
丁寧に諭してくれたり、
デッサン以上にたくさんのことを教えてくれたアトリエ。

「私の絵を見て、
身近な人が“いいね”と喜んでくれるだけで良い。」
そう言う私に
「石井君は、絶対、専門の人に意見を求めるようになるよ。」
と返していた先生。
実際に先生の言う通りになったな、と思っています。


↓下の絵は、その絵画教室で描いたデッサン。
21〜22歳頃の作品です。
この頃の真摯な姿勢、失わずにいたいな。








大和書房「どんな日もエレガンス」(ドメストル美紀 著/装幀 高瀬はるか)













大和書房さん発行、
ドメストル美紀さん著「どんな日もエレガンス」の
表紙と挿絵のイラストレーションを担当させて頂きました。

ブックデザインは高瀬はるかさん。
今回、カラーのご提案も頂きました。
(お力添え、本当にありがとうございました。)

贅沢に箔押しの加工がしてあります。
写真では伝わりにくいのですが、
とても上品なゴールドの色みで工芸品のようです。



〜日本のサラリーマン家庭で育った著者が、 
18世紀から続くフランス伯爵家に嫁いでみつけた「暮らしの答え」〜

親しみやすい視点で語られる現代における貴族末裔のリアル。

文化や価値観の違いを知るのも楽しいですし、
各章にちりばめられている
日々の食事や生活、装いなどについての
素敵なヒントを得るのもオススメです。


是非、現物をお手に取って頂けますと幸いです。














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