毎日のらくがきや作品を中心に掲載中。
LFA大感謝祭2020







連日の投稿になってしまいますが、
先日、参加したNPO法人「Learning for All」さんの
オンラインイベント“LFA大感謝祭2020”の様子が
心に響いたので、こちらで共有させて頂こうと思います。


「Learning for All」さんは
“子どもの貧困の本質的解決”を目指して
活動を続けているNPO団体で、
以前から応援をさせて頂いています。


オンラインイベント内で
特に心を動かされたのは、
ある支援拠点に通う小学3年生の男の子が、
一緒に過ごす子ども達の「楽しい」気持ちを生み出すために
自分達の作品の写真を元にカレンダーを作り、
それらを販売して得られたお金で、
夢を叶える企画を立てた、というエピソード。


その企画が進んでいく過程の中での
子ども達の機微の一つ一つが紹介されたのですが、
私も日ごろ、副業で
子どもと触れ合うことが多いことから
感じることがたくさんありました。


「子ども主体」「子どもを中心にした支援」が
理想とは言うものの、
そのためには周囲に
きめ細やかに伴走できる存在が在ることが不可欠で、
その視点を失わずにサポートしている様子に
とても勇気づけられました。


今は縁あって、
イラストレーターと平行して
子ども支援員として働かせて頂いているのですが、
(来年はどうなるか分かりませんが…)
様々な課題を解決するためにも、
微力ながらも
少しでも出来ることを増やしていきたいなと考えています。


















サンキュ!2020.5月号〜2020.7月号/9月号「今月の深堀りッ」挿絵











挿絵を担当させて頂いている

ベネッセさん発行、サンキュ!「今月の深堀りッ」
2020年5月号〜2020年7月号/9月号のご紹介です。

2年ちょっと続いた連載は、先月号が最後でした。


デザイナーの稲垣さんをはじめ、
ベネッセの担当者さん(途中で担当変更あり)お二人、
間接的にお世話になったたくさんの方々、
そして読者さま、
本当にありがとうございました。

お仕事を通じて
様々なモチーフに挑戦ができる、
とても楽しい連載でした。

連載を通じて教わったことを
これからの制作に
生かしていこうと思います。



頑張った自分にも、“お疲れさま”を言ってあげたい。

今日の夜は
兄の家でカレーの予定なので
ご褒美を兼ねて甘いものでも買っていこうかな。

















大切なもの

(↑今日のごはん。明日のお弁当もほぼ同じ献立。)




何年か前の話。

当時、
とある場所で
自分の原体験を話す機会を持った際、
自分の現状を「乗り越えていない」と指摘され、
落ち込んでしまうことがありました。

私にとっては
最期まで抱え続けていくつもりの大切なものを、
(相手の真意は分からないけれど)
障害物のように扱われたと感じて、
その時は悲しくなってしまいました。

ただ、何よりも、
自分が相手の言葉を受けて
後ろ向きに想像して動揺してしまったこと、
そして、はっきりと意思表示ができなかったことが
とても悔しかったです。


あれから数年経った今は、
相変わらず
過去を大事に抱え続けている日々が、
とても自分らしくて
つまらなくて大好きだと思っています。


ちなみに、
その言葉を投げかけてくれた場所や人には、
今では感謝をしていて、
その後も、間接的に
多くの面で教わったり、刺激を頂いたり…
ありがとうという気持ちを持っています。






↑写真は、最近参加した
金継教室で修復した器。

一生懸命直したこともあって、
以前にも増して、愛おしい存在になりました。

大切なものも、
幸せも、
人それぞれ。

そのまま進んでこう。






















新潮社「毒母ですが、なにか」             (山口恵以子 著/装幀 新潮社装幀部)





先日、新潮社から発行された文庫本
山口恵以子さん著「毒母ですが、なにか」の装丁画を
担当させて頂きました。

なかなか印象的なタイトル。
読了後は、なんとも形容し難い気持ちになりました。

非日常とも言い切れず、
端々のエピソードは
自分自身の経験ではなくとも
どこか省みるところがあったり…。

個人的には、
エネルギーが充分な時に読むと良いかな、と思います。
おすすめです!








ちなみに↑こちらは
今回の装丁画の元になった絵。

自粛期間中に、
久しぶりに好きなだけ好きなものを描こうと思い
手がけた作品です。(サイズも大きめ)

今回、装丁画の依頼を頂いて、
小説の内容に沿うかな?と
ご提案させて頂きました。







その後、
テーブル上のモチーフを変えようということで、
果物とケーキそれぞれの組み合わせを試作。
(こちらはボツになったケーキ)

最終的に
イチジクとプラムを乗せた現在のものと
なりました。

装丁もお気に入りなので、
(新潮社装幀室Tさん、お力添えありがとうございました。)
是非、書店等で手に取って頂けますと嬉しいです。
















高島屋民藝展・パネルイラスト









数年前にディスカバージャパンの誌面で描いた挿絵が、
現在、高島屋で開催されている民藝展内のパネルに
二次利用されているということで
日本橋へ足を運んできました。

偶然にも、学生時代に同じ絵画教室で学んだ知人のお店も
同展示に参加していることを知り、
15年ぶり(…になるのかなぁ?)に再会、
お話をさせてもらいました。



当時、新大塚のマンションの一室にあった絵画教室。
節約のために池袋駅から歩いて通った思い出の場所。

大学時代、東京で暮らした4年間は
辛い気持ちで過ごした記憶が強いのですが、
今、振り返ると、人にも環境にも恵まれていたし、
ただただ自分が世間知らずで
甘えていただけのようにも感じます。

そんな甘ったれていた自分に対して、
時には真剣に叱ってくれたり、
丁寧に諭してくれたり、
デッサン以上にたくさんのことを教えてくれたアトリエ。

「私の絵を見て、
身近な人が“いいね”と喜んでくれるだけで良い。」
そう言う私に
「石井君は、絶対、専門の人に意見を求めるようになるよ。」
と返していた先生。
実際に先生の言う通りになったな、と思っています。


↓下の絵は、その絵画教室で描いたデッサン。
21〜22歳頃の作品です。
この頃の真摯な姿勢、失わずにいたいな。








大和書房「どんな日もエレガンス」(ドメストル美紀 著/装幀 高瀬はるか)













大和書房さん発行、
ドメストル美紀さん著「どんな日もエレガンス」の
表紙と挿絵のイラストレーションを担当させて頂きました。

ブックデザインは高瀬はるかさん。
今回、カラーのご提案も頂きました。
(お力添え、本当にありがとうございました。)

贅沢に箔押しの加工がしてあります。
写真では伝わりにくいのですが、
とても上品なゴールドの色みで工芸品のようです。



〜日本のサラリーマン家庭で育った著者が、 
18世紀から続くフランス伯爵家に嫁いでみつけた「暮らしの答え」〜

親しみやすい視点で語られる現代における貴族末裔のリアル。

文化や価値観の違いを知るのも楽しいですし、
各章にちりばめられている
日々の食事や生活、装いなどについての
素敵なヒントを得るのもオススメです。


是非、現物をお手に取って頂けますと幸いです。














MUSIC MAGAZINE 増刊号







7月16日にMUSIC MAGAZINEから発売された、
坂本真綾さんを特集した増刊号の
挿絵を担当させて頂きました。

アートディレクションはWatermarkの水野さん。

私がイラストレーターとして活動を始めたばかりの頃、
イラストの持込みを気持ち良く受け入れて下さり
親切にアドバイスを頂いたことを
昨日の出来事のように思い出します。

あれから6年の時間を経て
こうしてお仕事をご一緒することができて
嬉しい気持ちでいっぱいです。

3種類ほどレースのような抽象的な作品をお渡ししたのですが、
それぞれが各ページにちりばめられており
とても綺麗にイラストレーションを生かして頂いています。
(素敵なデザイン、ありがとうございました。)












是非、書店等で見かけた際には、
お手に取って頂けますと幸いです。


















深呼吸








先日、祖母が105歳で永眠しました。
大正に生まれ、昭和、平成、令和と4つの元号を生きたおばあちゃん。

大往生だったけれど、やっぱり寂しい。


私が学生時代、
経験した出来事を知り、
祖母がかけてくれた言葉があって…

「大変だったね。
おばあちゃん、びっくりしちゃったよ。」
「良いかい、よく聞くんだよ。
——— 諦めなさい。」


あの時期、
たくさんの人が色々な言葉をかけてくれたけれど、
祖母の言葉が一番、
優しくて、厳しくて、本当のことだったと思う。


おばあちゃんの孫でいられて良かったな。


今日はゆっくりするために
自転車で近所の縁側カフェへ。

ちょうど一人貸切のような時間があって
景色を独り占め。

緑がとても綺麗でした。




















nice things.7月号〜9月号(2019)POP用イラスト





昨年〜今年初めまで
店頭用POPのイラストレーションを担当させて頂いた
nicethings.さん。

残念ながら休刊となってしまいましたが、
大好きな雑誌・大好きなお仕事だったので、
関わらせて頂いた分までご紹介させていただこうと思っています。

2019年7月〜9月の作品。
小旅行で訪れた日光や
千葉の鋸山で見た風景などを参考に描きました。

nicethings.さんは復刊を目指してるとのこと。
素敵なコンセプトや誌面、諸々に再会できるのを願っています。





















サンキュ!2019.10月号〜2020.4月号「今月の深堀りッ」挿絵



挿絵を担当させて頂いている
ベネッセさん発行、サンキュ!「今月の深堀りッ」
2019年10月号〜2020年4月号のご紹介です。

日頃、自分では選ばないモチーフを
描くことのできる貴重な機会。
時折、迷いながらも
楽しく制作しています。

洋服や模様を描くのも好きですが、
植物や食べ物の絵も楽しかったりします。





















緊急事態宣言が解除される少し前から
なんとなく忙しくしていて、
あっという間に時間が経ってしまいました。

絵のお仕事が一区切りついたので、
これからまた、しばらくは
視野や可能性を広げるような時間を
過ごしていければな…と思っています。


とりあえず、自分が作った料理以外の
おいしいものが食べたい。

















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