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高島屋民藝展・パネルイラスト
2020.09.06 Sunday
数年前にディスカバージャパンの誌面で描いた挿絵が、
現在、高島屋で開催されている民藝展内のパネルに
二次利用されているということで
日本橋へ足を運んできました。
偶然にも、学生時代に同じ絵画教室で学んだ知人のお店も
同展示に参加していることを知り、
15年ぶり(…になるのかなぁ?)に再会、
お話をさせてもらいました。
当時、新大塚のマンションの一室にあった絵画教室。
節約のために池袋駅から歩いて通った思い出の場所。
大学時代、東京で暮らした4年間は
辛い気持ちで過ごした記憶が強いのですが、
今、振り返ると、人にも環境にも恵まれていたし、
ただただ自分が世間知らずで
甘えていただけのようにも感じます。
そんな甘ったれていた自分に対して、
時には真剣に叱ってくれたり、
丁寧に諭してくれたり、
デッサン以上にたくさんのことを教えてくれたアトリエ。
「私の絵を見て、
身近な人が“いいね”と喜んでくれるだけで良い。」
そう言う私に
「石井君は、絶対、専門の人に意見を求めるようになるよ。」
と返していた先生。
実際に先生の言う通りになったな、と思っています。
↓下の絵は、その絵画教室で描いたデッサン。
21〜22歳頃の作品です。
この頃の真摯な姿勢、失わずにいたいな。
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